eeff0e22.jpgいよいよ"brast"観賞の日。午後12時公演があるフォード・オリエンタル・シアター楽屋口で直と待ち合わせ、昼食を共にする。スター・オブ・インディアナのメンバーは公演2時間半前に集合、ストレッチやウォームアップを済ませた後、少し自分の時間が取れる。日曜でシアター付近のレストランがほとんど休みだったので、唯一開いていたマクドナルドで昼食を済ませた。午後1時15分開場。ここのシアターはとても美しく、壁や天井には素晴らしい彫刻や装飾が見られる。僕の席は2階の前から2列目という最高のポジション。ステージは思ったより狭く、広く見ても12x8m位だ。出演者は年齢18〜31歳の総勢57名。(内55名がドラムコー出身者)午後2時いよいよ開演。ステージ中央に置かれた1台のコンサートスネアがラベル作曲「ボレロ」のリズムを刻んでショーが静かにスタートした。
ACT I
・Bolero (Maurice Ravel)
・Color Wheel (Jeff Lee)
・Split Complimentaries (Josh Talbot)
・Everybody Loves the Blues (Maynard Ferguson/Nick Lane)
・Loss (Don Ellis)
・Simple Gift/Appalachian Spring (Aaron Copland)
・Battery Battle (Thom Hannum/Jeff Lee/Paul Rennick)
・Medea (Samuel Barber)
INTERMISSION
ACT II
・Color Wheel Too (Dan Ponce)
・Gee Officer Krupke (Leonard Bernstein)
・Lemontech (Jonathan Vanderkolff)
・Tangerinamadidge (Brandon Epperson/Jonathan Vanderkolff)
・Land of Make Believe (Chuck Mangione)
・Spiritual of the Earth:
・Marimba Spiritual (Minoru Miki)/Earth Beat (Michael Spiro)
・Malaguena (E. Lecuona)
以上、約2時間の公演内容はかなり濃く、こんなに盛りだくさんの、しかも観衆のことをよく考えられているショーは今だかつて見たことがないほど素晴らしい。ショーのテーマは「カラー」。バイオレット〜ブルー〜グリーン〜ブラック〜イエロー〜オレンジ〜レッドへと途中一度のインターミッションを挟んで次々と展開する。中でも第1幕最後のバーバー作曲「メディア」は特に凄い。狭いステージの上で、ほぼ全員に近い人数のメンバーが繰り広げるスピーディー(最高テンポ208)なドリルは圧巻! もしこのドリルを僕が描けたとしてもやれるメンバーがいるかどうか・・・と思う程メンバーのレベルは高い。後で聞いたところによるとこのドリルのチャートは存在しないとのこと。ジョン・バンダコフが現場で口伝えで創ってしまったらしい。やはり彼は天才だ。インターミッションの間にもパーカッション奏者4名がロビーに登場、休憩中の観衆を楽しませてくれし(ロビーだったため動画撮影成功!)終演後はメンバー全員がロビーで見送ってくれるという至れり尽くせりの配慮も嬉しい。このショーがストンプやリバーダンスを越えること間違いなし! 終演後、シアター横の本屋で直と待ち合わせ、ミシガン通りでショッピングの後イタリアン・ビレッジでディナー。美味しいワインとスパゲティーと共に「いつの日か日本でも"brast"のようなショーを創ろう!」と大いに夢を語り合った。今晩で直ともお別れ、僕は明日BOAよりも一足先にインディアナポリスへ。直は明日から10日間のオフ・・・もしかしたらあなたの近くに現れるかも?・・・ふふふ。 ちなみにエド・チョイとは彼が多忙のため、時間が合わず会えなかった。何はともあれ"brast"最高! いろんな概念が僕の中で変わった1日であった。