077a1a9c.jpg20日間に渡る今回の渡米も今日1日を残すのみとなった。昨晩は残りのレポートと画像アップに午前3時頃までかかったため、今朝は午前10時半頃まで寝ていた。起床後ゆっくりシャワーを浴び、帰国の荷造りやいっぱい買ったCDの整理、メール返信などをゆったりと時間を過ごした。午後4時頃、マネージャーたちが迎えに来たので、みんなでタワーレコード・コスタメサへと向かう。ここはなかなかの品揃えで、またまたまたもお宝を6枚ゲット!(来年の渡米時は多分ここに毎日通うことになると思う)それから小さなモールに行き、買い残したおみやげを購入したあと、お疲れさん会を兼ねて「カレーハウス」という日本レストランへ。ここは店名の通り、カレーライスを中心に、スパゲティや日本風ハンバーグステーキが美味しいハウス食品がやっているお店。久々のハンバーグは思わずほっぺが落ちそうになるほど美味しかった♪ その後恒例のスターバックスへ行き、USオフィスと大和の件についての最終打ち合わせを済またあとホテルに戻り、今こうしてこのレポートを書いている。今回の渡米はシカゴでの"blast"に始まり、インディアナポリスでの"BOA"、マルティネズでの「大和プログラムミーティング」、コスタメサでの「アメリカ進出準備」、ラスベガスでの"O"と、仕事とリフレッシュを兼ねた素晴らしく充実した日々だった。日本では毎日毎日仕事に追われ、日々ひどくなっていくつまらない人々からのいやがらせを気にして、どんどん小さな世界に閉じこめられていった。それにより自分自身の気持ちもとても小さくなってしまい、どうでもいいような抽象やいたずらを真正面から受けてしまうようになっていた。自分ではそれだけ人に気にしてもらえるようになった証拠だと、良いように考えようとしていたつもりだったが、今考えてみると精神的にかなりダメージを受けていたように思う。マーチング界には様々な人がいる。ディレクター、スタッフ、メンバー、それを取り巻く保護者や家族の方々、そしてファンのみなさん。みんながマーチングをこよなく愛している。とても素晴らしいことだ。でも残念なのはそのすべての人々が良い人ばかりではない。中にはいやがらせなどを平気でするような人たちもいる。良い人であれ、そんな人であれ、結局はそのすべてがマーチング仲間なのだから、どのように思い合っているにせよ、今後成長していく若者たちのためにも手を結ぶべきだと考え、何度かこちらから歩み寄ろうとトライしてみたが相手にもしてもらえない。とても残念なだった。それだけに今回の渡米には特別な意味合いがあった。僕自身がもっと広い世界に飛び出して、大きな世界から日本を見つめ、そのすべてのマーチング仲間を繋いでいかないといけないと考えたのである。そう思い渡米してからはとても気持ちがリラックスし、ゆったりとした気分で過ごせた。やはり世界は広く大きいと改めて感じた。今はいやな人たちのことなど本当にちっぽけなことだと思えるようになった。そして更にそういう人たちが刺激してくれたからこそ、アメリカ進出などと思い切ったことができるようになったんだと感謝の気持ちまで生まれるようになっている。またそんな人たちには僕が気にしなくても、神様か誰かがちゃんと罰を与えてくれるんだということも分かった。今回の渡米はマーチングや音楽だけでなく、僕自身を人間的にひとまわりもふたまわりも大きくしてくれた。日本の大会シーズンということで多数の方々にご迷惑をかけたが、渡米を思い切って本当に良かったと思えることが今、本当に嬉しい。明日はいよいよ帰国。マネージャーたちが午前9時に迎えに来てくれ、ロサンゼルス国際空港に向かう。帰国後、日本では「貢献」アメリカでは「躍進」というテーマで改めてがんばりたいと思う。みなさん今後共本当によろしくお願いします! これが私たちの代わりとお守りの熊の人形をくれた京都明徳のメンバーたちをはじめとする、今回の渡米に快く賛成して下さった方々、渡米中に協力して下さったたくさんの方々、日本全国のマーチング仲間、そしてこの素晴らしいアメリカに感謝してペンを置きたいと思う。本当にありがとう!